フィルムとガラスのサイズを合わせる
まず、カーフィルム貼りの中でも一番簡単なフチ有サイドガラスの型取りから始めましょう。 最近は黒縁のワク付きガラスがほとんどだと思います。このタイプのガラスは、比較的簡単にフィルムを貼ることができます。（一部車種を除く）
フィルムをガラスに貼り付ける
まず始めにガラスの縦・横サイズをメジャー・定規で測ります。 測ったサイズより1割程度大きめにフィルムをカットします。
カットしたら、ガラスに霧吹きで水を掛けてから、 フィルムを外側窓ガラス上に載せるような感じでセットします。水のおかげで、フィルムは固定されます。
この後、ヘラなどで、フィルムとガラスの間の水をしごいて外に出してあげることで、ガラスとフィルムがさらに固定されます。
ダーマトグラフを使って型取り
仮止めしたフィルムにダーマトグラフで印を付けていきます。 ガラスの透明部分と黒縁部分の境目から外側約３～４mm程度の場所に線を引きます。 この際、境目からの幅が均一になるように、線を書くようにします。
窓ガラスの周り全て線を引き終えたら、フィルムの中心辺りに、どの方向が上なのか、 どこのガラスを型取りしたフィルムなのかカットした後にわかるように、矢印・窓ガラスの場所を記入します。 これを記入しないと、貼るときにミスを起こしてフィルムが無駄になることもあります。
引いた線に添ってカット
全ての印を入れ終えたら、フィルムをゆっくりとガラスからはずし、カッターナイフで書き入れた線に沿ってカットしていきます。 カットする際、線のすぐ内側をカットするような感じがいいでしょう。
カットし終わった後、雑巾などでフィルムに残ったダーマトグラフの跡を取るようにしましょう。残しておくとフィルムを貼るときのごみになってしまいます。