新課題攻略!


平成19年に施行された新たな道交法により
中型一種・大型一種試験に
新しい課題(後方感覚・あい路・路端駐車)が3つ追加されました

中型一種限定解除試験にも
3つの課題は含まれています

新たに追加された課題について


(1)後方感覚
方向転換時に、転換部内最深部から50センチ以内のところまで進入しないといけません
バックが完了した時点でサイドブレーキを引き
ギアをニュートラルにいれて試験官に伝えると試験官が計測してくれます
(計測時はフットブレーキを踏んでおいた方がいいと思います)
ここで50センチ以上離れている場合は1回やり直すことができますが
2回目も失敗していると10点減点となります

試験前に、試験をチェックしておくといいでしょう
私は、他の人が、車横のポールが先頭から何個分でOKが出たか確認していました
チェックしておいて、損はしないと思います

進入方向によって図とは異なる場合もありますが
こういう感じで進入していきます

脱輪しないように
前輪・後輪をしっかり確認しながらバックしましょう

うまく車体が中に入ったら
目視で後方を確認しながら
ゆっくり後ろに下がっていきます

そろそろギリギリかな と思うところで
運転席側にあるポールの数を数えてみましょう
明石(池横の方変)の場合、前から4つ目程度で
合格ラインだと思います

(上記攻略法は明石試験場内、池横の方向転換コースにて、私が行った手段ですので、それ以外のコースで当てはまるかどうかは、受験者本人が確認して下さい)

(2)あい路
90度の交差点へ曲がりながら、停止せず曲がった先の枠内に車を収める という課題です
コーナー侵入前の直線に、誘導路が引かれており
その線の内側ギリギリを通り、コーナーへと侵入します
誘導路を踏むと脱輪扱いです 枠内の線は踏んでも構いません
(踏まないと入りません(笑))

枠内がクランクより狭いので
私は思い切って前進してから
ハンドルを切り始めました

右折進入と左折進入では感覚が異なりますが
左折進入の場合は
枠内右ラインを大きくはみ出して入っていくような感じです

停止位置は、車と平行になっている線の先をバンパーに合わせます

停車が完了したらサイドブレーキを引き、ギアをニュートラルに入れて、申告します。

この課題は1回切り返しまでは減点はありません
ただし切り返しできる範囲が決められています
(前方は、横ラインまで。後方は左右ラインの端まで)

(3)路端停車
決められた路端区域内の指定場所にバンパーを合わせて停車します
路端内白線より30センチ以内に寄せ
なおかつ、停車指示位置よりバンパーの先端が30センチ以内でなければいけません
このとき、車は白線に平行に止めます

路端内白線を踏むと脱輪扱いです
また、発進前にハンドルを切ってしまうと、左後方の荷台が、ポールに接触してしまうこともあるので
発進時はできるだけ緩やかにハンドルを切り、左前ミラーが前方障害物をかすめるように進むのがいいと思います

進入時に寄せる意識が強すぎて、白線を踏むと脱輪扱いで減点です。
停止位置まで距離は十分あるので
最初から寄せなくてもいいでしょう

左ミラーがポールに接触しない程度に寄せていきます

車が白線に平行に並べつつ
停車位置を確認し、30センチ以内に停車させましょう

上にも書きましたが
発車時、停車状態でハンドルを切ると
荷台がポールに接触するので
前方ポールをかすめるように進めばいいでしょう

上記が新課題となります
これ以外にS字・クランクの通過などの課題もありますし
課題が全て完璧でも、安全確認や左折時の寄せ、メリハリ、発着時の措置や、ウインカーの出す位置などが
きっちり出来ていないと合格できないと思います

当サイトでは、上記の説明は掲載していませんので
攻略本や攻略サイト等で十分に確認して、受験されることをお勧めします。

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