紫紺さんからの投稿

5月10日は初回受験者6人中3人完走2人合格だったので、
たまたまよく研究している人が多い日だったのかもしれません。
もうひとりの合格者は現役ミニバイクレーサーでした。

 その他、私が気付いた事は
・完走タイムは8分強。イメトレをするときはこのタイムに合わせる。

・1号車の走行距離は1670km、機関絶好調、アップハンドルのいわゆる教習所仕様車。
エンブレ、フロントブレーキが非常に良く効くので低速からの減速はガクガクしがちですが急制動では最高でした。

・1台だけでの走行の場合、信号が切り替わるパターンは決まっている。

・ヘルメットと手袋は貸してくれる。昭栄の白いジェットヘル、サイズはLとXL。

・普段2スト車に乗っている人はラフなアクセル操作をしがちなので、
レスポンスの良い4ストマルチのゼファーだと発進したとたんギクシャクして非常に焦る。
(もう1人の合格者が言ってました。)

・ゼファーは原付と違ってウインカーの作動音がしない。(笑)
今思えばあたりまえですが試験中、正しくウインカーを出せているのか不安になりました。 

私の合格方法を書きます。自慢も入ってますが結構笑えますよ。

実は私、昔は六甲をNSR250で走り回っていましたが、現在二輪は原付スクーター(89年型ジョグ)しか持っていません。
そこで頼りにしたのが試乗会とイメトレです。
練習場は一回落ちた後で行こうと思っていました。

教習所で行われた普二免許OKのハーレー試乗会(4/2RICSと5/7東播)に行き、
何度も乗ってハーレーの大きさと重さに慣れた後、ついでに教習車のCB750にも試乗して課題走行を数回やってみました。
(ハーレーに乗った直後だと750が軽く感じる。)
暇だったのか指導員の方がいろいろアドバイスしてくれて助かりました。
その他にも舞州でのホンダ(4/9,10)、スズキ(4/22.23)の試乗会に行き、
とにかく普段は軽い2ストスクーターにしか乗っていない体に、重い4ストMT車の感覚を馴染ませました。

イメトレはyanさんの解説通りに、明石の完走タイム8分強に合うように何十回もやりました。
膝の間に枕を挟んで立った状態で運転姿勢を取り、安全確認と操作は実際に体を動かしました。
課題走行などニーグリップが重要な箇所では膝に力を入れました。
さらに大型車に試乗したときの操作感や音も意識するようにしました。

本番では、ヘルメットの顎紐を締めるのにてこずる程あがりましたが、イメトレの成果が出て体が勝手に動いてくれました。

ギヤ抜けは一度も無く
無線でも、急制動の後、「ヨーシ!」と一回言われただけです。

1台だけでの走行(安全確認は形だけでOK)、天候は快晴という好条件も揃っていました。
 
図書館で借りた「実体験による大型2輪限定解除」はとても参考になりました。
今よりも厳しい限定解除時代の本なので試験官の印象を良くするノウハウが詰まってました。
「大型2輪免許がラクに取れる本」は初心者向けで借りるだけ無駄でした。

自分でも、"日本有数の変な方法で大自二免許を取った奴"だと思っています。

余談ですがイメトレの材料にするため、4月の下旬、免許更新に行ったついでに
昼休み駐輪場からコースの撮影をしていたら、やせた試験官らしき人に

「コラー!許可取ったのかー!」

と怒鳴られました。撮影する時は許可を取りましょう。(笑)

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